日本語授業・初日の教え方2

日本語授業の初日2(Tomo塾)

日本語授業の初日です。

導入項目

1、「おはようございます。」
2、「お名前は?」「(にご)です。」
3、「初めまして。どうぞ、よろしくお願いします。」

学生は、どんな先生が来るのだろうと、
ワクワク、ドキドキしながら、待っています。

教師は教室に入ったら、まずはあいさつですよね。

教師:「おはようございます。」(繰り返す)
教師:「にごです。」(繰り返す)

教師:「初めましてどうぞよろしくお願いします。」

もう、教室に入った時から、導入の始まりです。

「おはようございます。」は、
笑顔で、どんな学生がいるのかなあ、と
学生とアイコンタクトをしっかり取りながら、繰り返します。

次は「ニゴです。」とやはり、学生としっかりアイコンタクトを
取りながら、手のひらで自分の胸を指しながら、繰り返します。

この時、ホワイトボードに自分の名前を板書するのもいいですね。
ちょっと気を付けたいのが、「にご」とだけ書いて、「です」は書きません。
「にごです」が名前だと思われないようにです。

次に、出席簿を取り出します。
そして、出席簿の名前の欄を指しながら、
「お名前は?」
と、たずねます。

こうしたら、学生は、自分の名前を尋ねているのだと、すぐわかります。
「お名前は?」
「リンです。」
の、導入完成です。一人一人、「お名前は?」と聞いて
「~です。」と、きちんと自分の名前に「です」をつけて、
言ってもらいましょう。

これで、

A:お名前は?
B:~です。

の導入完了です。

一人一人、全員に同じことをしたら、
一回目によくわからなかった学生でも、
最後の一人に名前を聞いているときには、
ちゃんとわかるようになっています。

文法説明のいらない、導入って、
簡単だと思いませんか。

次は、初日の難関、「初めまして、どうぞ、よろしくお願いします。」です。
どんな教え方がいいのか、考えてみてくださいね。
この導入方法を知りたい方は こちらをご覧ください。
>>日本語授業・初日の教え方3

ではでは、ニゴでした。

サブコンテンツ

このページの先頭へ