外国の方が日本語を学ぶ理由

どうして日本語を学んでいるのか

以前、133か国、365万人の海外の方が
日本語を学んでいるとお伝えしました。
>>世界の中の日本語
>>日本語を学んでいるのはどんな人

海外の方の、日本語を学ぶ理由は何でしょうか。

国や年齢によって、異なりはしますが、
主な理由は三つに集約できます。

(1)日本文化を知りたい。
(2)日本語で会話できるようになりたい。
(3)日本語という言語に、興味がある。
日本文化

 

 

国や年齢が違っていても、
日本文化を知りたいと思ってくださるのは、
本当にうれしいですね。

ただ、大学以上で日本語を学んでいる方々は、
学ぶ理由の第三位に(3)将来の就職のため
第五位に(5)留学のため

という項目が入ってきます。

また、学校教育以外で学んでいる方は
「日本に観光旅行するため」といった理由もありました。

2020年東京オリンピックメイン会場

2020年東京オリンピックメイン会場

2020年には東京でオリンピックが開催されますから、
この理由は、ますます増えるかもしれませんね。

いったい誰が日本語を教えているの?

海外で日本語を教えている方の数は
4万4321人

nigoの授業風景

nigoの授業風景

驚くことに、日本語を母語としている教師は、
たったの3割です。

7割の教師が、日本語を母語としていない
その国出身の先生方です。

ありがたいですね。

ただ、平均すると、
一人の教師が135人の学生を教えています。

大変な苦労だと思います。

海外の小・中・高では日本人の先生が足りない!

海外の、小学校、中学校、高校で、第二外国語として
日本語を教えているところもあります。

とっても嬉しいことなのですが、
日本語教師が圧倒的に足りない!

8割の学校に、日本語を母語としている教師が
一人もいないのです。

現地の先生だけで頑張ってくれています。

小学校や中学校で、もし
楽しく日本語を学べたら、
将来も勉強し続けてくれるかもしれません。

そんな大切な時期に学ぶ学校に、
日本人がいない!

とても残念なことですね。

何かいい方法はないのでしょうか・・・・
日本を多くの人に知ってもらうためには、
こういう基本的なところから、
問題解決をしていかないといけないのかもしれません。

何か協力できることはないかなあ・・・
いいアイデアがあったら、教えてください。
お待ちしています!

ではでは ニゴでした。

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