シンクロ井村コーチに学ぶ指導術

メダリストを育てたコーチの存在

人は 自分が圧倒的に成長できる環境のもとにいたら、

世界のトップとして、
多くの人に夢と希望を与えられる、

そんな存在になれるのかもしれない。

オリンピックのメダリストの方々を見ていて、
ふと、そんな思いがよぎりました。

圧倒的に成長できる環境
その中で、コーチは欠くべからざる存在です。

メダルを取った選手の後ろには
必ず素晴らしいコーチが存在しています。

中でも井村雅代コーチ。
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弱くなっていた日本のシンクロを
メダルを取るまでに育て上げました。

以前はシンクロ弱小国であった中国も、
今では井村コーチのおかげで、
強国の仲間入りを果たしています。

井村コーチの指導力を
もし、学ぶことができたら!

そんな思いで、彼女のことを調べ始めました。

井村雅代コーチの指導術

井村雅代コーチは、こんなことを書いています。

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叱るときに心がけていることは
「叱る絶体三点セット」を厳守することです。

まず相手の
「悪いところをはっきり指摘し」

次に
「直す方法を指導する」

最後に
「それでいいかどうか、直ったかどうか、OKかNGかをきちんと伝える」

叱るだけで直す方法を言わなかったら、
選手は自信をなくすだけです。

テレビは、私が叱っているところしか、
映さないですけど(笑)

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井村コーチというと、
怒鳴っている姿しか思い浮かばない、
と言ってもいいくらいです。

しかし、彼女の指導の極意は

一人ひとりに合った具体的かつ実践的な
練習方法とフィードバック。

これこそが、
人をオリンピックでメダルを取るほどに
成長させていったのです。

また、井村コーチはこんなことも言っています。

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指導をする上で

「具体的なゴールがしっかり見えていること」

これが何といっても大切です。

その子をどうしてやりたいのか、
どんな演技をさせて、
どんな結果を出させてあげたいのか。

そのために、
どんな技術をいま身につけさせなければならないのか。

そういう指導者側のゴールが
あやふやなままで、
ただ「頑張れ」なんて言っている人は

指導者失格です。

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授業のゴール

私たちの授業にも必ずゴールが必要です。

今日の授業で、
これだけは できるようにしたいというゴール。

学期ごとにも、
ここまでは成長させたいというゴール。

でもそれは、クラスのゴールだったかもしれない。

一人一人の学生に対するゴールが
私には見えていただろうか、

ハッとさせられた瞬間でした。

井村コーチに
「指導者失格」の烙印を押されないためにも、

一人一人の学生のゴールを
もう一度、きちんと
見直してみようと思います。

ではではニゴでした。

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