馬酔木は、なんと読むか?
馬酔木の読み方
馬酔木は、「あせび」と読みます。
とても美しい花ですが、漢字はちょっと変。
馬が酔っぱらう木と書いて、「あせび」
どうしてこんな漢字を当てるのかというと、
「あせび」には毒があるからです。
アセボトフシンという毒だそうです。
その昔、馬が「あせび」を食べてしまって、
酔っぱらったように、フラフラになってしまったので、わかりました。
そこで、もともと「あせび」と言っていた植物に
馬が酔っぱらう木とあてたのです。
ある地域では、「しかくわず(鹿食わず)」と言います。
馬は食べてしまうけれど、
野生の鹿は毒があると分かっているので、食べないのですね。
トイレがまだ、汲み取り式だったとき、
「あせび」の枝・葉を入れておくと、虫がわかなかったそうです。
また、「あせび」を煎じて、殺虫剤を作っていたとも言われています。
「あせび」は 毒がありますが、触っても大丈夫です。
ただ、口にだけは、絶対に入れないでください。
ワンちゃんの散歩のときも、注意した方がいいですね。
「あせび」の花は、3月から4月初旬までが見ごろです。
ではでは ニゴでした。